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令和 4年第3回定例会 (第1号 9月 1日)

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  1. 高野町議会 2022-09-01
    令和 4年第3回定例会 (第1号 9月 1日)


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    最終取得日: 2023-06-15
    令和 4年第3回定例会 (第1号 9月 1日)                令和4年         第3回高野町議会定例会会議録(第1号)        第1日(令和4年9月1日 木曜日)          午前10時12分 開会     第 1 会議録署名議員の指名について     第 2 会期の決定について     第 3 諸般の報告     ***町長行政報告並びに提案理由説明***     第 4 報告第 4号 令和3年度高野財政健全化判断比率及び資金不足比率                の報告について     第 5 議案第40号 令和3年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分                について     第 6 認定第 1号 令和3年度高野一般会計歳入歳出決算認定について     第 7 認定第 2号 令和3年度高野国民健康保険特別会計歳入歳出決算認                定について     第 8 認定第 3号 令和3年度高野国民健康保険富貴診療所特別会計歳入                歳出決算認定について     第 9 認定第 4号 令和3年度高野簡易水道特別会計歳入歳出決算認定
                   ついて     第10 認定第 5号 令和3年度高野富貴財産特別会計歳入歳出決算認定                について     第11 認定第 6号 令和3年度高野下水道特別会計歳入歳出決算認定につ                いて     第12 認定第 7号 令和3年度高野農業集落排水事業特別会計歳入歳出決                算認定について     第13 認定第 8号 令和3年度高野介護保険特別会計歳入歳出決算認定に                ついて     第14 認定第 9号 令和3年度高野生活排水処理事業特別会計歳入歳出決                算認定について     第15 認定第10号 令和3年度高野町立高野山総合診療所特別会計歳入歳出                決算認定について     第16 認定第11号 令和3年度高野後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算                認定について     第17 認定第12号 令和3年度高野水道事業会計決算認定について 2 出席議員(10名)    1番 松 谷 順 功         2番 大 谷 保 幸    3番 大 上 浩 志         4番 菊 谷   元    5番 新 谷 英一郎         6番 中 迫 義 弘    7番 中 前 好 史         8番 大 西 正 人    9番 負 門 俊 篤        10番 﨑 山 文 雄 3 欠席議員(0名) 4 事務局職員出席者   事務局長  中 西   健   書記    倉 本 文 和 5 説明のため出席した者の職氏名   町長        平 野 嘉 也   副町長       西 上 邦 雄   教育長       森 下 英 男   会計課長      辻 本 寛 美   企画公室長     辻 本 和 也   総務課長      古 倉   充   観光振興課長    茶 原 敏 輝   福祉保健課長    尾 家 和 代   建設課長      苗 代   勝   生活環境課長    小 西 敏 嗣   診療所事務長    苗 代 千 春   消防長       井 上 哲 也   教育次長      田 中 宏 人   富貴支所長     岡 本 哲 明                午前10時12分 開会 ○議長(松谷順功) 皆さん、おはようございます。  開会に先立ちまして、今定例会の運営について申し上げます。今定例会におきましても、新型コロナウイルス感染予防のためマスクを着用することといたします。また、発言については、町長並びに教育長は登壇の上、発言をお願いしますが、その他執行部及び議員は、原則自席にて発言することといたします。後日録画配信を視聴される皆様には御迷惑をおかけすることになりますが、御理解いただきますようお願い申し上げます。  それでは、ただいまから令和4年第3回高野町議会定例会を開会します。  これから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において、6番中迫君、7番中前君を指名します。  日程第2、会期の決定についてを議題とします。  本定例会の会期は、本日から9月20日までの20日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日から9月20日までの20日間と決定しました。  お諮りします。議事の都合により、9月2日、5日、6日、9日、12日、13日、14日、15日は本会議を休会したいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、9月2日、5日、6日、9日、12日、13日、14日、15日は本会議を休会することに決定しました。  日程第3、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条の規定により、本定例会の説明のため出席を求めた者は、町長並びに教育長であります。  高野監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定による例月出納検査報告については、お手元に配付の報告書をもって報告とします。  当局から報告事項はありませんか。 ○町長(平野嘉也) ございません。 ○議長(松谷順功) なしと認めます。これをもって諸般の報告を終わります。  平野町長行政報告並びに提案理由の説明を求めます。  平野町長。 ○町長(平野嘉也) 皆様、おはようございます。  このたび令和4年第3回高野町議会定例会の御案内を申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては、全員出席賜りまして誠にありがとうございます。後ほど説明させていただきますが、今回の案件は、報告1件、認定12件、議案18件、同意3件でございます。御審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。  まず初めに、7月8日、奈良で演説中の安倍晋三元内閣総理大臣が、背後から銃撃され暗殺されるというショッキングな事件が起きました。民主主義を暴力によって揺るがす行為は断じて許してはいけないということを改めて深く認識したところでございます。9月27日に日本武道館で国葬が行われる予定ではございますが、この場をお借りいたしまして、改めて元内閣総理大臣の御冥福をお祈りしたいと思います。  また、3月に始まったロシアによるウクライナへの侵攻について、もう半年となりますが、いまだ収束する見通しも立っていない状況でもあり、両軍はもちろんですが、民間人の中にも多くの犠牲者が出ている中で、早期に終結することを願うばかりでございます。  また、新型コロナウイルスも変異を繰り返して、感染力がより強いといわれるBA5系統に置き換わりが進み、今まさに第7波の中にあるというふうに考えられます。和歌山県全体においても、また橋本保健所管内においても、新規陽性者数は引き続き多い状態でございます。新型コロナウイルス感染症は収束に向かう兆候がまだございません。日本全国で猛威を振るっており、ワクチン接種後の時間経過に伴う抗体量の低下に加え、さらに感染拡大が続けば、さらに医療体制が逼迫し社会経済活動の維持が困難になることが懸念されます。  こうしたことから、本町では医療従事者高齢者に対して4回目の接種も順調に進んでおりますが、今月以降にはオミクロン株対応ワクチンも接種になる可能性もございます。感染拡大の波をできるだけ小さく、早く抑え込むべく、今まで同様、国や県と連携し取り組んでまいりますので、町民の皆様、議員の先生方には御協力をお願いしたいというふうに思います。  国においてはしっかりと出口戦略を定めていただきたいと思います。コロナとの共存をするために、政府、また国からの力強いメッセージが待たれるところでございます。引き続き、高野町としても情報発信、そういうものをしっかりしていただくような要望も行ってまいりたいと思います。  国は、令和5年度の政府予算編成について、新型コロナウイルス感染症対応物価高騰などが喫緊の課題であることから、概算要求を昨日までとしており、予算編成について各省庁から示される政策等には注視する必要がございます。高野町の新年度予算につきましても、様々な課題に取り組んでいく内容となると思いますが、今後とも国や県が発表する予算案を注意深く精査し、新規施策や制度に注意を払いながら検討してまいりたいというふうに考えております。議員の皆様方には、今後とも御協力、御指導よろしくお願い申し上げます。  次に、7月から9月、前回の議会からの主な報告事項でございます。  企画公室関連でございます。  6月30日からの4日間、高野山会議を開催いたしました。金剛峯寺や高野山大学において各セッションが行われて、科学や芸術、デザイン、宗教など多様な分野の専門家が持続可能なよりよい社会の実現に向けた議論を繰り広げていただきました。また、黎明館で開催された東京フィルハーモニー、事前には小学校体育館管内児童生徒にも見ていただいたんですが、コンサートが行われました。黎明館には500名の方が参加され、住民の中には、引き続き、この東京フィルハーモニーの楽団が来ていただくような、この高野山会議を続けてほしいという声もいただいております。  7月16日には、中国福建省福州市鼓楼区とのオンライン講演会を開催させていただきました。今年度内に友好都市連携に向けたオンライン交流会と位置づけさせていただき、高野山高校宗教科及び高野山大学密教学科の学生30名を招き、行うことといたしました。引き続き続けてまいりたいと思います。  前回の議会で同意していただきました生活支援緊急対策事業でございます。新型コロナウイルス感染症が長期化する中、また原油価格の高騰によるガソリン、また灯油等の値上げ、店頭価格の上昇が町民の生活に深刻な影響を及ぼしていくことを鑑み、これらを緩和する措置の一環としてする施策の1つでございます。住民1人当たり1万円、非課税世帯1人には5,000円を上乗せするという施策であり、今月末からスタートできるものというふうに思います。  また、ふるさと納税関係でございますが、宿坊協会のフロアのほうにふるさと納税自動販売機を設置させていただくこととなりました。また、ハローキティちゃんのサンリオとのコラボもいたしまして、九度山町、高野町、湯浅町、また美浜、由良町とともに、ふるさと納税をしていただけるようなPR活動も行っていきました。  9月下旬からは、町内各地域でタウンミーティング行政報告会)を開催させていただきたいと思います。昨年に引き続き、基本はオンラインでしたいと思います。副町長、教育長課長級オンライン参加というふうなことになると思います。  総務課関連でございます。総務課関連は、見守りプロジェクト1周年記念フェアを今企画中でございますので、また議員の先生方にも御報告できることかというふうに思います。  福祉保健課関連でございます。新型コロナウイルスワクチン接種でありますが、7月11日から本格的に接種を開始しました4回目接種。8月14日時点のデータでありますが、対象者の70%以上の方に接種をしていただいております。今後、全国的にまだまだ感染拡大が止まっていない中、9月中にオミクロン対応ワクチン接種が可能となる見通しでございますので、接種に必要なシステム改修及び予診票体型接種券の作成に係る経費を今議会に上程させていただきたいと思います。接種費用に関しては全額国費で負担されますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。また、福祉保健課のほうでは、各種健康づくり事業もそれぞれの地区で行っております。  観光振興課関連でございますが、7月23から26日の間の4日間で、27回の学童軟式野球大会が開催され、本町職員も多く出仕させていただきました。大きな混乱もなく無事終了できたものというふうな報告を受けております。  また、農林関係でございますが、富貴のホップ収穫を7月30日に、いつもの富貴地区の圃場のほうで行わせていただきました。例年になく土壌改良のおかげで豊作となりまして、2.5倍の62キロのホップを収穫することができました。高野町に訪れる観光客の皆様にしっかり味わっていただき、ふるさと納税返礼品としての活用をさらに行いたいというふうに考えております。  また、先日、議員の先生方にも御臨席賜りまして、本山へのホップ、また天空般若の奉納も無事することができました。ありがとうございます。  生活環境課関連でございます。生活環境課関連は、今議会中でありますが、上筒香の上水の施設の地鎮祭を行うということ、また今年もふるさと応援寄附金を活用してごみ袋の無料引換えを、今順次行っているというところでございます。  教育委員会関連でございます。教育委員会関連では、8月1日からは学びの交流拠点整備事業の中での新こども園の建設が始まっております。また、9月1日、本日からにはなりますが、新小中校校舎の一部、主に校舎基礎、またプールの建設工事が始まることを御報告させていただきます。  また、8月11日には、第2回高野山こどもコーラスフェスティバルも開催させていただきました。非常にいい雰囲気の中、4つの合唱団壇上伽藍で合唱していただきました。第3回も来年の8月の山の日に行われるというふうに思います。町民の皆様をはじめ、また全議員の皆様にも鑑賞していただけたらというふうにも思います。  それでは、本定例会において御審議いただく議案等について御説明させていただきます。  報告は1件でございます。報告第4号、令和3年度高野財政健全化判断比率及び資金不足比率報告につきまして、地方公共団体財政健全化に関する法律第3条及び第22条の規定の報告で、それぞれの比率は健全財政を十分維持できる数値となっております。  認定は12件であります。  認定1号、令和3年度高野一般会計歳入歳出決算認定から、認定第12号、令和3年度高野水道事業会計決算認定について、12会計歳入歳出決算認定でございます。一般会計決算実質収支額は1億2,703万5,000円の黒字となっており、10特別会計、1企業会計決算についても全て黒字となっております。  議案は14件でございます。  議案第40号、令和3年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分については、令和3年度の未処分利益剰余金2,886万7,000円のうち700万円を減債基金に積み立て、2,100万円を資本金に組み入れ、残額を繰り越すものでございます。
     議案第41号、高野減債基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例については、決算余剰金の2分の1以上を翌年度中に減債基金に積み立てることとされておりますが、同基金に限定することなく、ほかの基金にも積立てできるよう、余剰金処分に関する内容を改正するものでございます。  議案第42号から44号につきましては、公職選挙法の改正で、公営の単価を改めるものでございます。  議案第45号、高野町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例については、育児休業改正法による出生時育児休業、通称「産後パパ育休」の創設と、育児休業分割取得を可能とするものでございます。  議案第46号、高野町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例につきましては、妊娠、出産、育児に関わる休暇の新設、有給化に関して人事院規則が改正され、不妊治療のための休暇が新設されたものでございます。  議案第47号、令和4年度高野一般会計補正予算3号については、歳入歳出それぞれ2億5,460万円の増額となり、予算総額は56億8,720万円となりました。歳入につきましては、当初予算に対して上ぶれしていた地方税375万3,000円及び普通交付税2億4,235万6,000円のほか、準繰越金1億667万4,000円を計上させていただいております。また、歳出では、職員の異動に伴う人件費の調整や、今春より5回目の新型コロナウイルスワクチンに向けた接種体制整備に231万円、町内の将来の交通を考えるべく実証実験交通実証事業に700万円、森林環境譲与税を財源とした森林地整備事業木育推進事業木材活用事業に合計1,696万5,000円、ふるさと応援寄附金について、新たな独自返礼品の開発や返礼品価格改定を行うとともに、ふるさと納税自販機の導入、新たな広報活動を強化するため、返礼品報償費広報費等諸経費に5,000万円を計上しておるところでございます。  議案第48号から議案第57号につきましては、令和4年度高野国民健康保険特別会計補正予算2号をはじめとする10特別会計補正予算でございます。  同意は3件でございます。  同意1号、高野町副町長選任につき同意を求めること。同意2号、高野教育委員会教育長の任命につき同意を求めること。同意3号、高野教育委員会委員の任命につき同意を求めること。この3件は任期満了による選任について同意を求めるものでございます。  議案については以上でございます。各議案の詳細につきましては担当課長より御説明いたしますが、どうぞ慎重審議を賜りまして、御同意いただきますようお願い申し上げ、開会に当たり提案説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) 日程第4、報告第4号、令和3年度高野財政健全化判断比率及び資金不足比率についての報告を求めます。  辻本企画公室長。 ○企画公室長辻本和也) おはようございます。  それでは、報告第4号、令和3年度高野健全化判断比率及び資金不足比率報告について。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、令和3年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について、高野監査委員財政健全化審査意見書を付して、別紙のとおり報告します。  令和4年9月1日。  高野町長 平野嘉也。  この報告は、地方公共団体財政状況を把握することにより財政破綻を未然に防ぐためのもので、平成19年度決算より義務付けられました。4つの指標につき監査委員の審査を受け、意見書を付して議会に報告し、公表しなければならないこととなったもので、これに基づく報告でございます。  それでは、2枚目を御覧ください。  高野町の財政健全化判断比率の状況で、判断比率の4つの指数を記載してございます。左から実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率でございます。表の2行目の括弧書き早期健全化基準値です。左から15%、20%、25%、350%とございますが、このうち一つでも基準値を超えると財政健全化計画の策定が義務付けられます。  令和3年度の高野町の指数ですが、一番左、実質赤字比率につきましては黒字ですので、横線で表示してございます。これは一般会計実質赤字額標準財政規模に対する比率となります。  次の連結実質赤字比率につきましても黒字ですので、横線で表示してございます。これは一般会計水道事業会計と9つの特別会計、全ての会計実質赤字額標準財政規模に対する比率となります。  次の実質公債費比率につきましては、令和元年度から令和3年度の3か年の平均の比率で、令和3年度は4.2%となりました。これは公債費標準財政規模に対する比率となっています。今回、数値が改善した理由としましては、指標を算定する分母の標準財政規模交付税増額等によって増加したことが要因でございます。  次の将来負担比率につきましては、充当可能財源が将来負担額を上回ることによりマイナスとなるため、横線で表示しています。これは一般会計が将来負担すべき実質的な負担の標準財政規模に対する比率となっています。  参考といたしまして、下の表ですけども、令和元年度から3年間の推移を表しています。先ほどの横線の箇所も数値で示しますとこのようにマイナスの数値となってございます。  それでは、次のページを御覧ください。  資金不足比率とは、公営企業資金不足額または余剰額公営企業事業規模である料金収入等の規模と比較して指標化し、経営状況の悪化の度合いを示すものです。表の右端が経営健全化基準値です。この基準値を超えると財政健全化計画の策定が義務付けられることになります。令和3年度の高野町の指数ですが、いずれの特別会計においても資金不足は発生しませんでしたので、横線で表示してございます。  次のページ以降に判断比率算出資料を添付してございます。説明は省略させていただきます。  最後のページ監査委員意見書を添付してございますので御覧ください。去る8月9日、監査委員の審査を受け、書類が適正に作成されており、引き続き健全な財政を維持できるという意見書でございます。  報告は以上でございます。以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで報告第4号を終わります。  日程第5、議案第40号、令和3年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを議題とします。  本案について、提案理由の説明を求めます。  小西生活環境課長。 ○生活環境課長小西敏嗣) 失礼いたします。  それでは、議案第40号、令和3年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分について。  令和3年度高野水道事業会計処分利益剰余金を別紙のとおり処分したいので、議決を求める。  令和4年9月1日提出。  高野町長 平野嘉也。  提案理由。  未処分利益剰余金を処分したいので、地方公営企業法第32条第2項の規定により、この案を提出するものである。  めくっていただきまして、令和3年度高野水道事業剰余金処分計算書(案)でございます。この表の右の未処分利益剰余金について説明させていただきます。  当年度末残高2,886万7,673円のうち700万円を減債積立金に積み立て、2,100万円を資本金へ組み入れ、残余86万7,673円を繰り越すものとする。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  これから質疑を行います。質疑はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。  これから討論を行います。討論はありませんか。 〇議員(「なし」) ○議長(松谷順功) 討論なしと認めます。  これから議案第40号、令和3年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを採決します。  お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。  したがって、議案第40号、令和3年度高野水道事業会計処分利益剰余金の処分については、原案のとおり可決されました。  日程第6、認定第1号、令和3年度高野一般会計歳入歳出決算認定についてから、日程第17、認定第12号、令和3年度高野水道事業会計決算認定についてまでの12議案を一括議題とします。  本件について、提案理由の説明を求めます。  辻本会計課長。 ○会計課長辻本寛美) おはようございます。  それでは、認定第1号から認定第11号まで、併せて御説明させていただきます。  まず、お手元に配付の令和3年度高野一般会計歳入歳出決算書の表紙から2枚目を御覧ください。地方自治法第233条第2項の規定により、監査委員決算審査意見書をつけさせていただいております。令和3年度高野特別会計歳入歳出決算書についても同じです。こちらにつきましては、後日開催されます決算審査特別委員会におきまして、各担当課から詳細に説明させていただきますので、そのときに御審議のほどよろしくお願いいたします。  それでは、本日は併せてお配りさせていただいております、こちらの令和3年度決算総括資料(一般会計特別会計)に基づきまして御説明させていただきます。  まず、1ページ令和3年度一般・特別会計歳入歳出決算収支の状況です。  一般会計からです。歳入決算額54億3,436万2,000円、歳出決算額51億9,649万1,000円、差引額2億3,787万1,000円、翌年度に繰り越すべき財源1億1,083万6,000円、実質収支は1億2,703万5,000円で、単年度収支はマイナス40万5,000円、積立金4億6,532万9,000円、積立金取崩額1,360万円で、実質単年度収支は4億5,132万4,000円となっております。  続きまして、国民健康保険特別会計。歳入決算額5億471万3,000円、歳出決算額4億5,757万9,000円、差引額4,713万4,000円で、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス2,773万7,000円、積立金5万7,000円、実質単年度収支はマイナス2,768万円となっています。  次に、国民健康保険富貴診療所特別会計。歳入決算額7,220万7,000円、歳出決算額6,405万7,000円、差引額815万円、実質収支も同額です。単年度収支は382万円、実質単年度収支も同額です。  次に、簡易水道特別会計。歳入決算額5,310万6,000円、歳出決算額3,879万1,000円、差引額1,431万5,000円、翌年度に繰越すべき財源5,000円、実質収支は1,431万円で、単年度収支は204万円、実質単年度収支も同額です。  次に、富貴財産特別会計。歳入決算額549万6,000円、歳出決算額489万7,000円、差引額59万9,000円、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス8万3,000円、積立金26万9,000円、実質単年度収支は18万6,000円です。  次に、下水道特別会計。歳入決算額3億6,871万6,000円、歳出決算額3億5,165万2,000円、差引額1,706万4,000円、翌年度に繰越すべき財源63万3,000円、実質収支は1,643万1,000円です。単年度収支は546万2,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、農業集落排水事業特別会計。歳入決算額1,224万3,000円、歳出決算額897万4,000円、差引額326万9,000円、実質収支も同額です。単年度収支は8万6,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、介護保険特別会計。歳入決算額6億2,391万1,000円、歳出決算額5億3,983万8,000円、差引額8,407万3,000円、実質収支も同額です。単年度収支は876万8,000円、積立金1,000円、実質単年度収支は876万9,000円です。  次に、生活排水処理事業特別会計。歳入決算額1,729万3,000円、歳出決算額1,490万円、差引額239万3,000円、実質収支も同額です。単年度収支は93万3,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、高野山総合診療所特別会計。歳入決算額3億5,168万8,000円、歳出決算額3億38万8,000円、差引額5,130万円、実質収支も同額です。単年度収支は2,480万7,000円、実質単年度収支も同額です。  次に、後期高齢者医療特別会計。歳入決算額1億4,658万3,000円、歳出決算額1億4,236万8,000円、差引額421万5,000円、実質収支も同額です。単年度収支はマイナス7,000円、実質単年度収支も同額です。  以上、合計といたしまして、歳入決算額75億9,031万8,000円、歳出決算額71億1,993万5,000円、差引額4億7,038万3,000円、翌年度に繰越すべき財源1億1,147万4,000円、実質収支は3億5,890万9,000円、単年度収支は1,768万4,000円、積立金4億6,565万6,000円、積立金取崩額1,360万円、実質単年度収支は4億6,974万円となっております。  2ページ歳入歳出決算比較表。一番下の合計欄を御覧ください。前年度に比べて、歳入で8億7,083万8,000円の増、歳出で7億6,995万1,000円の増となっております。  3ページ、4ページ、歳入決算を款別に並べた内訳表でございます。主なものといたしまして、1款町税、収入済額3億4,230万4,000円。不納欠損金18万3,000円は不納欠損処理をし、収入未済額は506万4,000円となっております。次に、11款地方交付税、収入済額21億7,148万8,000円。18款寄附金、収入済額8,700万9,000円。収入済額合計は54億3,436万2,000円です。  5ページは町税の収納率を表した表でございます。  6ページ、歳出決算を款別に表した内訳表です。支出済額合計は51億9,649万1,000円で、2款総務費、3款民生費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費につきましては、翌年度への繰越額合計3億7,303万5,000円が発生しております。この繰越額につきましては、6月議会、報告第1号、令和3年度高野一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について報告させていただいております。  7ページ、8ページは歳出決算を性質別に表した内訳表でございます。  9ページ一般会計から企業会計特別会計への繰出金、あと特別会計から一般会計への繰入金の表です。一般会計からの繰入金の合計は5億4,333万7,000円で、特別会計からの繰入金の合計は1,256万1,000円です。  10ページ交付税並びに標準財政規模の推移でございます。  11ページ、左側が桜ヶ丘団地売却状況です。全体で138区画ございまして、令和2年度以前に97区画が売却済み、令和3年度は売却がありませんでしたので、残っていますのが41区画となっております。  右側は高野町基金の増減の状況でございます。主なものといたしまして、財政調整基金14億6,008万3,000円、ふるさと応援基金60億8,000万6,290円で、一般会計小計80億8,806万1,290円、特別会計小計1億4,043万164円、総合計は82億2,849万1,454円となっております。  12ページ令和3年度中高野町環境維持基金について。高野町環境維持基金条例第10条による報告です。令和3年度末残高合計1,157万4,000円で、基金取崩し内容は、第2項住環境基盤整備(まちを見守る)、街なみ環境整備修景事業に250万円を取り崩しています。  13ページ令和3年度中高野町ふるさと応援基金について。高野町ふるさと応援基金条例第6条による報告です。令和3年度末残高合計は60億8,000万6,290円で、基金取崩し内容は、第1項事業指定なしに1億4,519万円、第2項地域活性化(地域をまもる)事業に3,246万1,000円、第3項安心・安全なまちづくり(まちを見守る)事業に3億1,796万1,000円、第4項歴史的環境保全(文化を護る)事業に4,522万5,000円、合計5億4,083万7,000円を取り崩しています。  14ページ令和3年度高野森林環境譲与税基金について。高野森林環境譲与税基金条例第7条による報告です。令和3年度基金積立額は306万7,000円です。  15ページ、駐車場に係る施設使用料と財政調整基金駐車場分について。令和3年度末の残高合計は1,239万5,000円です。  16ページから19ページは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金充当実績と効果検証についての説明です。  20ページから21ページは地方債現在高の状況です。町が借りております起債の残高です。令和3年度現在高合計は38億3,994万2,000円となっています。  22ページ、起債の借入先及び利率別現在高を表した表で、全体として2.5%以下の利率の借入れとなっております。  23ページ、こちらについては令和4年度から令和14年度までの年度別償還の計画でございます。  24ページ、主な財政指数ということで、和歌山県内30市町村の財政状況を表した数字を比較した表になっております。まず、財政力指数です。令和3年度高野町は25位、経常収支比率、令和2年度高野町は5位。実質公債費比率令和2年度高野町は2位。将来負担比率には高野町は将来負担が発生しないため問題はありません。  25、26ページにつきましては、財政指数の用語説明です。  認定第1号から認定第11号までの説明は以上でございます。  それと、参考資料として令和3年度高野町主要施策成果報告書をつけさせていただいております。こちらにつきましては各担当課での主要施策、業務についてまとめておりますので、御参考にしていただければと思います。  続きまして、認定第12号、令和3年度高野水道事業会計決算認定について御説明させていただきます。  地方公営企業法第30条第4項の規定により、令和3年度高野水道事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定を求めます。  令和4年9月1日提出。  高野町長 平野嘉也
     それでは、決算書の1ページ、2ページを御覧ください。  令和3年度高野町水道事業決算報告書。こちらは全て税込みの金額となっております。  (1)収益的収入及び支出。  収入。1款水道事業収益、決算額1億513万6,873円。1項営業収益、決算額9,498万5,847円。2項営業外収益、決算額1,015万1,026円です。  次に支出。2款水道事業費用、決算額9,640万5,846円。1項営業費用、決算額8,869万6,656円。2項営業外費用、決算額770万9,190円。4項予備費、決算額ゼロでございます。  3ページ、4ページ、(2)資本的収入及び支出。  収入。3款資本的収入、決算額1,635万5,000円。2項国庫補助金455万5,000円。5項企業債660万円。6項一般会計出資金520万円です。  支出。4款資本的支出、決算額5,275万831円。1項建設改良費1,654万5,100円。2項企業債償還金3,620万5,731円。  なお、資本的収入額が資本的支出額に不足する額3,639万5,831円は、消費税資本的収入調整額150万4,100円、減債積立金2,100万円及び損益勘定留保資金1,389万1,731円で補填されております。  5ページ令和3年度高野町水道事業損益計算書。このページ以降は税抜きの金額です。  1営業収益8,644万7,983円。2営業費用8,553万3,216円。営業収益から営業費用を差し引きまして、営業利益が91万4,767円です。3営業外収益1,012万1,640円。4営業外費用339万5,390円。営業外収益から営業外費用を差し引きまして672万6,250円。経常利益は764万1,017円で、当年度純利益も同額です。前年度繰越利益剰余金22万6,656円。その他未処分利益剰余金変動額2,100万円で、当年度未処分利益剰余金が2,886万7,673円となっております。  6ページ令和3年度高野町水道事業剰余金計算書。資本合計の当年度末残高が5億1,061万6,699円となっています。その下の令和3年度高野水道事業剰余金処分計算書につきましては、先ほどの議案第40号で可決されましたとおりでございます。お手数ですが案を消しておいてください。  続きまして、7ページ令和3年度高野町水道事業貸借対照表。  資産の部。1固定資産、合計6億9,201万1,626円。2流動資産、合計1億2,285万3,124円。資産合計は8億1,486万4,750円となっています。  続きまして、負債の部。3固定負債、合計1億3,282万9,848円。4流動負債、合計2,609万1,146円。5繰延収益、合計1億4,532万7,057円で、負債合計は3億424万8,051円となっています。  次に、資本の部。6資本金、合計3億4,855万4,905円。7剰余金、合計1億6,206万1,794円。資本合計5億1,061万6,699円で、負債資本合計は8億1,486万4,750円となっています。  次の9ページ以降と内容の詳細につきましては、決算審査特別委員会におきまして担当課から説明させていただく予定ですので、よろしくお願いいたします。  説明は以上でございます。 ○議長(松谷順功) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りします。本件については、8名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。したがって、本件については8名の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定しました。  ただいま設置されました決算審査特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第2項の規定により、議長において、2番大谷君、3番大上君、4番菊谷君、5番新谷君、6番中迫君、7番中前君、8番大西君、10番﨑山君の8名を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〇議員(「異議なし」) ○議長(松谷順功) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました8名の諸君を決算審査特別委員会委員に選任することに決定しました。  決算審査特別委員会は9月9日及び13日の午前9時30分から開会したいと思いますので、委員の皆様の御出席をお願いいたします。なお、監査委員の出席もお願いいたします。  以上で、本日の日程は全て終了しました。  本日はこれで散会します。  御苦労さまでした。                午前11時04分 散会...